モレスキンから、国際的に活躍する建築家のデザイン過程を考察する研究論文シリーズ「Inspiration and Process in Architecture」の新作4種が登場した。各100冊限定で、7月下旬から公式オンラインショップで販売されている。
今回の新作では、インドの主要な建築家の1人、ビジョイ・ジェインが率いるインドの建築家や職人達のグループStudio Mumbai(スタジオムンバイ)、パリの国立図書館やベルリンのヴェロドームなど世界各地のプロジェクトを手掛けるフランスの建築家Dominique Perrault(ドミニク・ペロー)、マーストリヒト美術建築アカデミーを担当したことでも知られるオランダを代表する建築家Wiel Arets(ヴィール・アレッツ)、ヴェネツィアやミラノの再生プロジェクトでも知られ、ミラノ工科大学で建築・都市デザインの教授でもあるイタリアの建築家Cino Zucchi(チノ・ズッキ)の4名を取り上げている。
製本方法は、18世紀末にタイポグラファーのGiambattista Bondoni(ジャンバッティスタ ・ボドニ)が初めて採用した製本方法よりインスピレーションを受けた特別な仕様となっている。背表紙はゴムバンドと同色のクロス地で包まれており、表紙はグレーのカードボードで仕上げた。
価格は各3885円。4冊セットは1万4700円。