2013/07/16

日経平均銘柄入れ替えで投資チャンス到来

242は参議院の議席数、では225は何の数字?と聞かれたら何を思い浮かべるだろうか。試しにGoogleで225と検索すると、“日経225”という言葉がたくさん出てくる(ちなみに“225系電車”というのもあった)。日経225というのは日経平均株価の別称だ。日経平均株価が225銘柄で構成されていることから日経225と呼ぶことが多い。今年の参議院選挙では242議席のうち121議席が改選されるが、日経平均株価の構成銘柄も225銘柄のうち何銘柄かが“改選”されるかもしれないのだ。

個人投資家にとってはこの銘柄“改選”は投資チャンスになるかもしれない。日経平均株価は日本の株式市場を代表する株価指数であって、国内外の多くの投資家が日経平均株価に連動する投資信託を通じて資産運用をしているからだ。投資信託は複数の投資家から資金を集めて株式などに投資する金融商品。日経平均株価に連動するタイプの投資信託は投資家からの資金を運用者が日経平均株価の構成銘柄に投資することによって運用成績を日経平均株価に連動させている。構成銘柄の入れ替えによって、日経平均株価に新たに組み入れられる銘柄には日経平均株価に連動させなきゃいけない投資信託から買いが機械的に入るのだ。

今年は7月16日の東京証券取引所(東証)と大阪証券取引所(大証)の株式市場統合によって、これまで日経平均株価に入っていなかった大証を優先市場とする銘柄が今年の“改選”の目玉となっている。日経平均株価を算出している日本経済新聞社がわざわざ報道発表しているくらいなので大阪の“候補者” が何銘柄が“当選”する可能性が高い。

この大阪の“候補者”の中でも“当選”が確実視されているのが任天堂(7974)だ。大手証券会社からも入れ替え予想のレポートが出ているが、ほとんどの会社が任天堂(7974)の“当選”を予想している。ちなみに筆者のeワラント証券でも予想を出しており、誰でも無料でご覧いただける(http://bit.ly/17LyERt)。“改選”なので225の“議席”を失う“現職”もあるわけで、除外候補の予想も出している。

《追加候補》
任天堂(7974)、日本電産(6594)、日東電工(6988)、ローソン(2651)、DeNA(2432)

《除外候補》
三菱製紙(3864)、古河機械金属(5715)、平和不動産(8803)

銘柄入れ替えが実施されるのは10月であるが、“改選”発表があるのはもっと早いタイミングになるだろう。発表前は追加されそうな銘柄を買って、除外されそうな銘柄を売ることが投資戦略として考えられる。前述の任天堂(7974)は既に“当選”を織り込んでいるのか直近の上昇が目立っている。発表直後は、追加銘柄は急騰して除外銘柄は下落すると思われるが、10月の組み入れ日以降は追加銘柄は下落し、除外銘柄は値を戻すと思われる。 (eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。
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