女性の8割が「働き続けたい」、理由1位は「経済的自立のため」


エン・ジャパンは、女性のキャリア意識に関する調査を実施し、その結果を発表した。

今後も働き続けたいか尋ねたところ、8割の女性が「これからもずっと働き続けたい」と回答した。未既婚別ではほとんど差がなかったが、年代別をみると50代までは年代が上がるにつれ高くなった。



働き続けたい理由は、「経済的な自立の道は持っておきたい」が最も多く、以下「家計的にも働ける間は働いておきたい」「社会とのつながりを感じたい」「家庭人以外の自分も持ちたい」の順に多かった。未既婚別にみると、未婚者は「経済的な自立の道は持っておきたい」がトップとなり、既婚者では「家計的にも働ける間は働いておきたい」が最も多く、回答に差が見られた。

業務の幅を広げることについては、「できれば業務の幅を広げたい」「どちらかといえば業務の幅を広げたい」と回答した割合の合計は71%となり、業務を広げていくことに前向きな女性が多いことが分かった。

その理由として、「毎日同じことの繰り返しでは進歩がない。業務の幅を広げ、人間として大きくなりたい」「いくつになっても向上心を持っていたい」「働く楽しみが増えることになる」といった声が挙がった。

また、働く中で責任あるポジションに就くことについて尋ねたところ、「できれば責任あるポジションに就きたい」「どちらかといえば責任あるポジションに就きたい」と回答した割合の合計は42%となり、「責任あるポジションに就きたくない」の25%を上回った。



調査は、2013年6月20日〜7月1日の間、同社が運営する就職・転職関連情報サイトを利用している10代〜60代の女性1万5924人を対象に実施した。