国際線LCC、海外旅行経験者の7人に1人が利用


リクルートライフスタイルのエイビーロード・リサーチセンターは、2012年に海外旅行へ行った人を対象に国際線LCC(格安航空会社)に関する調査を実施し、その結果を発表した。

国際線LCCの認知率は全体で9割弱だった。認知率が最も高かったのは「ピーチ・アビエーション」で65%。次いで「ジェットスター航空」が55.1%、「ジェットスター・ジャパン」が48.6%、「エアアジア・ジャパン」が45.2%だった。

LCCの利用経験率は全体で13.7%となり、特に「男性18~29歳」は2割を超えている。利用経験率が最も高かったのは「ジェットスター航空」で5.0%だった。各社とも利用経験率は1桁台にとどまっている。

LCCを利用してみての満足度は、「とても満足」が16.8%、「やや満足」が66.1%で、8割以上の人がLCCの利用に満足していることが分かった。

今後のLCCの利用意向について尋ねたところ、「積極的に利用したい」は18.4%、「やや利用したいと思う」は37.8%で、56%の人がLCCを利用したいと考えている。性年代別にみると、若い人ほど意向が高い傾向が見られた。利用意向率は「ピーチ・アビエーション」が最も高く、次いで「ジェットスター航空」「エアアジア・ジャパン」「ジェットスター・ジャパン」という結果となった。

調査は、2013年3月25日〜4月1日の間、2012年の海外旅行経験者7862人を対象に実施。5193人より回答を得た。