レジェンダ・コーポレーションは、2014年4月入社を希望する学生を対象に就職活動の意識/動向調査を実施し、その結果を発表した。
学生に公務員になりたいと思ったことがあるか尋ねたところ、全体の36.9%が「思ったことはある」と回答。文理別で見ると、文系が44.8%、理系が31.4%で、文系の学生のほうが公務員になりたいと思ったことがある割合が高い結果となった。
公務員になりたいと思ったことがある学生に、どんな職種につきたいか聞いたところ、文理ともに「市役所・区役所職員」が66.2%でトップ。「市役所・区役所職員」と回答した文系は74.8%で、理系の57.7%を大きく上回った。一方、理系は「官公庁職員」が45.2%、「都道府県庁職員」が44.2%で文系に差をつけて上回り、志望する職種に差が生じていることが分かった。
《Q.志望する職種は何ですか?》
公務員として働くメリットは、「リストラされない」が49.3%で最も多く、次いで「倒産することがない」が40.6%、「長く勤められる」が33.2%、「勤務地が変わらない」が23.2%、「国・地域に貢献できる」が22.7%の順となっている。
《Q.公務員として働くメリットはどういうことが考えられますか?》
また、公務員になりたいと思ったことのある学生の約6割が、これまでに就職先として公務員を勧められた経験があると回答した。文理別に見ると、文系は76.0%、理系は48.1%で、その差は27.9%と大きく開き、文系の学生の方が公務員を勧められた経験があることが分かった。
調査は、2013年3月22日〜3月28日にかけて、2014年4月入社を希望する新卒の大学生と大学院生を対象に実施。561人から回答を得た。