自動車の人気カラー、「ホワイト」が2年連続1位



デュポンパフォーマンスコーティングスが発表した「2012年デュポン世界自動車人気色調査報告書」によると、世界の自動車の人気のカラーは2年連続でホワイトが1位となった。ホワイトはヨーロッパや北米、日本、ロシア、南アフリカ、メキシコなどで人気が高く、23%のシェアを占めている。

2位はブラック、3位はシルバーだった。デュポンのカラーマーケティング担当マネージャーのナンシー・ロックハートによると、現在では経済が安定し始めて高級車の購入台数が増加しており、世界のいくつかの最重要市場でブラックの自動車が高級なステータスシンボルになっているとのこと。また、シルバーの人気は2000年から2006年がピークだったという。

レッド、グレー、ブラウン/ベージュは昨年と比べてそれぞれ1ポイントシェアを伸ばした。

日本ではホワイトが6年連続でトップ。日本市場全体のシェアは2011年の26%から27%に増加した。2位はブラック(22%)、3位はシルバー(17%)、4位はブルー(8%)、5位はグレー(7%)と続いた。また、レッドの人気が高まっており6%のシェアを占めている。

ランキングは以下の通り。

《世界の自動車人気色ランキング》
1位  ホワイト/ホワイトパール 23%
2位 ブラック/ブラックエフェクト 21%
3位 シルバー 18%
4位 グレー 14%
5位 レッド 8%
6位 ブルー 6%
7位 ブラウン/ベージュ 6%
8位 グリーン 1%
9位 イエロー/ゴールド 1%
10位 その他 2%