スマホ出荷台数見通し、前年比19.9%増の2898万台 2014年度にはスマホ比率8割超えに


MM総研が発表した2017年度までの携帯電話市場の出荷台数と契約数の予測によると、2012年度の携帯電話出荷台数は前年比4.5%減の4080万台となる見通し。うちスマートフォン出荷台数は前年比19.9%増の2898万台となり、総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数比率は71.0%になると予測している。

2013年度以降の携帯電話出荷台数は、2013年度4140万台、2014年度4270万台、2015年度4110万台、2016年度4290万台、2017年度4180万台となり、4100~4300万台規模で推移する見込み。

2013年度以降のスマートフォン出荷台数とスマートフォン出荷台数比率は、2013年度3160万台(76.3%)、2014年度3430万台(80.3%)、2015年度3340万台(81.3%)、2016年度3580万台(83.4%)、2017年度3530万台 (84.4%)となり、2014年度にはスマートフォン出荷台数比率が8割を超えると予測している。



また、スマートフォン契約数は2013年3月末には4337万件に達する見込み。2013年3月末のフィーチャーフォン契約数は7324万件となり、携帯電話契約数は1億1661万件になると予測している。

2013年度以降のスマートフォン契約数とスマートフォン契約比率は、2014年3月末5915万件(49.3%)、2015年3月末7112万件(58.1%)、2016年3月末8034万件(64.5%)、2017年3月末8778万件(69.4%)、2018年3月9383万件(73.2%)となり、2014年度中にはスマートフォン契約数が過半数に達する見通し。

LTE対応スマートフォンの契約数は2013年3月末で1608万件になる見込みで、今後はLTE対応が中心となり、2018年度には8953万件(スマートフォン契約数の95.4%)まで拡大すると予測している。