アウディ ジャパンは12日、「TT RS Coupe」の装備と仕様を一部変更し、「TT RS Plus Coupe」として発売した。価格は890万円。
TT RS Plus Coupeは、TTシリーズのトップモデル。TT RSに比べて最高出力は20馬力引き上げられ360馬力に、最大トルクは15Nm高められ465Nmを発生する。0-100km/h加速タイムは0.2秒短縮され4.1秒になり、歴代TTで最速。
エクステリアは、ハイグロスブラックダイヤモンドデザインのグリルとマットアルミニウムのフレームを組み合わせたシングルフレームグリルや、カーボンのアウターを用いたエクステリアミラー、リヤディフューザーインサートとオーバル形状の大口径のスポーツエグゾーストを組み合わせるなど、よりダイナミックで力強いデザインを採用した。
ボディカラーは、新たにパンサーブラッククリスタルを追加した。
インテリアは、ナビゲーションシステムを最新世代に変更。Bluetooth対応で、スマートフォンとの連携機能を追加したDSRC（ITSスポット）対応のSDナビゲーションを採用し、マルチファンクションステアリングホイールからのオーディオコントロールが可能となる。MP3やWMAフォーマットへ対応、USBスロットやRCAインプットを備え、様々な機器と接続できるほか、ETCを拡張した機能を持つDSRCを装備し、道路交通情報など道路上の情報提供サービスを受けることができる。