BMWは14日、BMW Motorradの「R 1200 GS」をフルモデルチェンジし、3月15日より販売を開始すると発表した。価格は219万9000円。
今回発表された新モデルに搭載される排気量1169ccの新型ボクサーエンジンは、最高出力125ps/7700rpm、最大トルク125Nm/6500rpmを発揮する。エンジンは、燃料がシリンダー内を縦方向に流れる新しいコンセプトを採用し、空冷式と水冷式を組み合わせたコンパクトな冷却システムになっている。
また、アンチホッピング機能を備えた湿式クラッチ、スロットルレスポンスを向上すると共に精密な燃料供給量の制御が可能なEガスシステムなどの新技術を採用した。
この他に、メインフレームの強度をアップし、新設計のフロントテレレバーとリアEVOパラレバーにより走行安定性とステアリング精度を向上し、路面状況に合わせてダンパー設定を自動的に調整するダイナミックESA（電子調整式サスペンション）を標準装備した。