転職市場が活況、安倍政権で企業の採用意欲高まる


インテリジェンスの調査によると、2012年12月の転職求人倍率は1.56倍であり、2008年の調査開始以来の最高値となりました。

転職求人倍率とは、転職希望者を1人に対してどれだけの求職求人があるのかを示す指標です。転職求人倍率が上昇している理由として、景気が良くないと言われる中でも中長期的な展望から積極的に人材を採用したいと考える企業が増加していることが挙げられます。

特に、ITやメディカルの業界は採用の意欲が高く、IT業界の転職求人倍率は2.68倍、メディカル業界は2.53倍と2倍を大きく超えています。また、金融業界の転職求人倍率は0.86倍で1倍を割っていますが、最近では金融業界の採用意欲が高まっています。


安倍政権に代わってから経済の見通しが明るくなり、心理状況と経済状況を反映して企業の採用意欲が高まることで、今後さらに転職求人倍率が上昇すると予測できます。