電子書籍を読むなら「タブレット」、専用リーダーを上回る


電子書籍利用意向者が電子書籍を読む時に使いたい端末は「タブレット端末」が53.0%で最も多いことが、MMD研究所の電子書籍に関する調査で分かった。次いで、「スマートフォン」が45.5%、「ノートパソコン」が31.1%、「電子書籍専用リーダー」が26.5%だった。


「電子書籍を読んだことがない」「試しに読んだことがある」と回答した人に、電子書籍の利用意向について聞いたところ、「利用したい」が10.8%、「やや利用してみたい」が24.9%で、合わせて35.7%が利用したいと回答した。

年代別に電子書籍の利用意向を見ると、20代は31.3%、30代は40.8%、40代は34.9%だった。

「電子書籍を読んだことがない」と回答した人に、電子書籍を読んだことがない理由を尋ねたところ、「電子書籍を読める端末を持っていないから」、「紙の書籍のほうが好きだから」、「電子書籍は読みづらそうだから」の順で多かった。

電子書籍利用意向者が読んでみたい電子書籍のジャンルは、「小説・文芸書」が71.2%で最も多く、「雑誌」が47.7%、「コミック」が40.2%という結果となった。

調査は、2013年1月30日~2月1日にかけて、20歳~49歳の男女673人を対象に実施した。