薄型テレビの販売台数、2012年は前年比6割減


ジーエフケーマーケティングサービスジャパンが発表した家電・IT市場に関する調査によると、2012年の薄型テレビの販売台数は前年比60%減の837万台だった。

1990年代以降、国内テレビ市場は年間1000万台程度で推移してきたが、エコポイント制度、アナログ停波による特需の反動減は大きく、2012年は1000万台を下回る結果となった。


メーカー、流通ともに55インチや60インチといった大画面テレビの販売に力を入れており、50インチ以上の構成比は数量ベースで前年の2%から5%に、金額ベースでは前年の7%から18%に増加した。

また、薄型テレビとともに2011年まで市場拡大を続けてきたブルーレイディスクレコーダーの販売台数は、前年比42%減の359万台だった。