ペット&ファミリー少額短期保険がまとめたペットに関する調査によると、ペットの1カ月の平均飼育費は9065円で、前年同時期の調査に比べて608円の減少となった。
全体の支出額に対する各項目の占有率を前年と比較したところ、生活に欠かせない消費である「食費」や、ペットの健康への投資である「医療費」といった費用は増加したが、「おやつ費」や「グッズ費」といった嗜好・娯楽品を含む費用は減少した。
この結果から、昨今の厳しい経済状況を反映し、ペットの家計でも各項目の費用を見直しつつ必要な項目へ費用を寄せることで全体の支出を抑えていると同社は見ている。
また、ペットの家計のやりくりで工夫していることを聞いたところ、「インターネットで最も安いものをまとめて購入する」「トリミングに出したり洋服の購入をしないようにしています。余計な出費はしない」「高齢化に伴い色々と出費が高くなってきているので、費用を時に見直している」といったコメントが寄せられた。
調査は、2013年1月11日〜1月13日の間、ペットを飼っている全国の20〜70代の男女を対象に実施した。有効回答数は1174件。