首都圏で一人暮らしする学生の平均家賃は5.6万円、希望額は4.7万円


アットホームがまとめた調査によると、首都圏で一人暮らしをしている学生の平均家賃は5.60万円であることが分かった。前回調査から2700円減少した。

最も多かった回答は「5万円台」で23.8%、以下「6万円台」が22.8%、「4万円台」が20.3%と続いた。


男女別に見ると、「7万円台」以上の合計は、男子が12.5%に対して女子が28.6%と17.1ポイントもの差が見られた。家賃の平均は、男子が5.18万円、女子が6.03万円で、女子のほうが8500円高いという結果となった。

また、希望の家賃を聞いたところ、平均は現状より9000円安い4.70万円となった。男女別では、男子が4.50万円、女子が5.00万円だった。

希望の最寄り駅から自宅までの所要時間は、「5分以下」と「10分以下」がともに35.8%で最多であり、「10分以下」の合計が8割以上を占めている。

学生が今後の住まい探しで重視することは、「家賃」が86.3%で最も多かった。次いで、「間取り・広さ」が70.0%、「通勤・通学時間」が68.5%、「沿線・駅・エリア」が60.0%、「周辺環境」が53%と続いた。

調査は、2012年9月27日〜10月3日の間、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で一人暮らしをしている18歳〜29歳の学生400人・社会人400人を対象に実施した。