「仕事が忙しいと結婚できない」はホント?残業時間の長さと既婚率は相関せず


インテリジェンスが運営する転職サービスのDODAが実施した調査の結果によると、忙しさと既婚率に相関関係がほとんどないことが分かった。残業時間別の既婚率は、「残業はまったくない」人が48%、「80時間以上」が46%で、残業時間の長さと既婚率は比例しなかった。

年収別に既婚率を見ると、年収「200万円未満」は26%、「300~400万円未満」は36%、「400~500万円未満」は52%、「500~600万円未満」は63%、「600~700万円未満」は74%となり、年収が高くなるほど既婚率も高くなった。

年代別では、20代は年収「200万円未満」の既婚率が12%であるのに対し、「600~700万円未満」は65%だった。30代前半では「200万円未満」が28%、「600~700万円未満」が69%となり、30代後半では「200万円未満」が43%、 「600~700万円未満」が78%と、年代別に見ても年収が高いほど既婚率も高いという結果となった。

調査は、2012年10月27日〜29日の間、25歳〜39歳のホワイトカラー系職種の男女を対象に実施した。有効回答数は5000件。