職場でのネット利用、2ちゃんねるやmixiに閲覧制限


キーマンズネットがまとめた企業におけるサイト閲覧の規制状況に関する調査によると、大企業ほどサイト閲覧を規制する傾向にあり、2ちゃんねるやmixi、ニコニコ動画がその規制対象になっていることが分かった。

サイト閲覧の制限について聞いたところ、全体の63.2%が「閲覧・利用を制限しているWebサイトがある」と回答した。従業員規模で分けて見ると、「100名以下」が28.0%、「101~1000名以下」が66.8%、「1001名以上」が89.6%と、従業員規模が大きいほどサイトの閲覧を制限している。

サイトの閲覧を制限する方法は、「キーワード単位で制限している」が61.1%で最も多く、次いで「ドメイン単位で制限している」が51.6%、「SSL暗号化通信を制限している」が4.3%だった。ツールによってサイトの閲覧を制限している企業の半数以上が、キーワードやドメインを指定することで不要サイトを規制している。

また、社内で閲覧できないサイトのジャンルは、1位が「掲示板」で66.2%、2位が「SNS」で53.8%、3位が「Webメール」で45.9%となり、4位以降は「動画共有サイト」、「ファイル共有サイト」、「ブログ」、「ショッピングモール」、「ソフトウェアダウンロードサイト」と続いた。

閲覧できないサイトは、1位が「2ちゃんねる」で 65.0%、2位が「mixi」で53.2%、3位が「ニコニコ動画」で49.4%となり、4位以降は「YouTube」、「Facebook」、 「Twitter」、「宅ふぁいる便」、「Gmail」、「Yahoo!オークション」と続いた。

調査は、2012年7月18日〜7月25日に実施した。有効回答数は595件。