2012年上半期のホテル宿泊料金、世界平均4%上昇



オンラインホテル予約サイトを運営するHotels.comは、世界の主要都市のホテル宿泊料金を調査するHotel Price Index(HPI)の2012年度上半期の調査結果を発表した。

それによると、2012年度上半期の世界のホテル宿泊料金の平均は前年同期比で4%上昇した。HPIは108となり、2007年のピーク時の119より低い値にとどまっているものの、宿泊料金は世界的に上昇傾向となっている。また、全ての地域で宿泊料金が上昇したのは5年ぶりとなる。

平均宿泊料金が最も高い都市はランカウイ(マレーシア)で2万3699円、次いでシンガポール(シンガポール)が2万1922円、ニューヨーク(アメリカ)が2万1653円、ジュネーブ(スイス)が2万1155円、ベネチア(イタリア)が2万845円、ドバイ(アラブ首長国連邦)が2万728円、ボストン(アメリカ)が2万679円と続いた。

前年同期比伸び率が最も高かった都市はムンバイ(インド)で24%上昇、次いでマイアミ(オーストラリア)、パース(オーストラリア)、ボストン(アメリカ)、ダブリン(アイルランド)、メルボルン(オーストラリア)、ジャカルタ(インドネシア)、ベルリン(ドイツ)という結果となった。