メルセデス・ベンツ、新型「Gクラス」を発売



メルセデス・ベンツ日本は2日、「Gクラス」を大幅に変更し、発売を開始した。また、新世代V型8気筒ツインターボエンジンを搭載した「G 63 AMG」とV型12気筒ツインターボエンジンを搭載した「G 65 AMG」を新たに追加した。

新型Gクラスは、5.5リッターV型8気筒エンジンと7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」を搭載。最高出力387PS、最大トルク530Nmを発生する。

インテリアは、ダッシュボードやメーターパネル、センターコンソールなどのデザインを一新し、大幅に改良を施した。面積を拡大したインテリアトリムやメタル調のスイッチ類、新デザインのシート、ステアリングを採用し、モダンで上質な室内空間を演出している。

安全面では、レーダーシステムで衝突の危険を検知しドライバーに知らせるブラインドスポットアシストや、高速走行時などでブレーキやアクセルを自動制御するディストロニック・プラスを標準装備する。

「G 63 AMG」は、AMG5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載し、出力、トルクとも従来モデルより向上した。エクステリアは、新デザインのAMGフロントスポイラーや専用ハイグロスブラックグリル、オーバーフェンダーを採用。インテリアは、最高品質のナッパレザーを使用したdesignoレザーシート、アルカンターラ ルーフライナー、レザーダッシュボードなどを採用した。

「G 65 AMG」は、AMG6.0リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。量産オフロード車として世界最高の612PS、最大トルク1000Nmを発生し、5.3秒で時速100kmに達する。エクステリアは、AMGフロントスポイラーやオーバーフェンダーに加え、専用ハイグロスクロームグリルやチタニウムグレーペイント20インチAMG5スポークアルミホイールを装備する。

価格は「G550」が1340万円、「G 63 AMG」が1780万円、「G 65 AMG」が3250万円。