ウェザーニューズは「酸性雨調査」を実施し、その結果を発表した。
それによると、昨年の調査結果と比べて酸性度が改善したのは47都道府県中32都道府県で、全国的に改善の傾向が見られた。全国平均は、昨年のpH5.74に対して今年はpH5.79となり、酸性度が低下していることが分かった。
都道府県別に見ると、最も酸性度が高かったのは宮崎県でpH5.66、次いで愛知県がpH5.67、東京都がpH5.67、神奈川県がpH5.68、埼玉県と岐阜県がpH5.69だった。また、最も酸性度が低かったのは鹿児島県でpH5.94だった。
調査は、6月22日〜7月15日の間に全国5000人が参加して行われ、雨が降り始めたタイミングにpH試験紙で雨の酸性度を計3回調査した。