「体調の悪さを感じる」若手ビジネスパーソン6割、原因最多は「仕事のストレス」


M1・F1総研はIT業務と健康に関する調査を実施し、その結果を発表した。

それによると、若年ビジネスパーソンは、IT機器(パソコン、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末)やデジタル家電(薄型テレビ、携帯ゲーム機)の1日の合計利用時間が9.7時間に達していることが分かった。男女別に見ると、男性平均は9.0時間、女性平均は10.4時間であり、年代別では20代後半が特に高いという結果となった。

IT機器やデジタル家電の利用時間が、5年前と比べて増えたか減ったかについて聞いたところ、スマートフォンは7割近くが増えたと回答したほか、パソコンは5割以上が増えたと回答している。

また、職場で仕事中に体調の悪さを感じることがあると答えた人は63.5%にのぼり、男性平均は56.5%、女性平均は70.3%だった。具体的な症状は、全体では「カラダのだるさ」が60.6%で最も高く、「慢性的な疲れ」「疲れやすさ」 「肩こり」「目の痛みや疲労感」が上位に挙がった。

体調の悪さの原因は、トップが「仕事のストレス」で7割を超え、「運動不足」「デスクワークなどでの目の酷使」「睡眠不足」と続いた。

解消するための対策は、「適度に休憩をとる」「睡眠時間をきちんと確保する」「仕事の合間に簡単なストレッチや体操をする」といった方法が上位を占めた。

調査は、2012年7月25日〜7月27日の間、一都三県在住の20〜34歳の男女を対象に実施した。有効回答数は400件。