個人投資家の運用成績は?儲けた人の半数以上が20代・30代という結果に



クロス・マーケティングは株式投資に関する調査を実施し、その結果を発表した。

2012年上半期の損益状況(含み損を含める)について尋ねたところ、「プラス」と答えた人は37.0%、「マイナス」は39.8%、「取引を行っていない」は23.2%だった。

損益がプラスの投資家を年代別に見ると、20代が28.6%、30代が23.8%、40代が16.8%、50代が12.4%、60代が18.4%だった。一方、マイナスの投資家は20代が12.6%、30代が16.1%、40代が24.6%、50代が25.1%、60代が21.6%だった。

損益がプラスの投資家の約半数が20代・30代であるのに対し、マイナスの投資家は40歳以上が約7割を占めた。

株式投資の取引頻度は、損益がプラスの投資家の52.4%が「1か月に1回以上」の取引を行っているが、マイナスの投資家は35.1%と3割程度にとどまった。また、プラスの投資家は「6か月に1回」から「1年に1回」程度の取引が22.8%に対し、マイナス投資家は40.7%と取引頻度が低い傾向にある。

調査は、2012年7月5日〜7月8日の間、過去2年以内に株式投資を行ったことのある20~69歳の男女500人を対象に実施した。