ニック・ハイドフェルド、F1ドイツGPのサポートレースに初参戦


元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドが、F1ドイツGPのサポートレースとして7月20日〜22日に開催されるポルシェ モービル1 スーパーカップ2012シーズンの第7戦に、ゲストドライバーとして初参戦することが発表された。レースでは最高出力450PSの911 GT3カップで出走する。


今回の参戦について、ハイドフェルドは「ポルシェのスペシャリスト達を相手にスーパーカップで競うというのは、私にとって壮大で新たな挑戦だ。ライバルたちと争うのが容易でないが、その厳しさがこの挑戦を胸躍るものにしている」と話している。

ハイドフェルドは、F1ドライバーとしては過去に13回表彰台に立ち、2007年シーズンを5位、2008年シーズンは6位という結果を残した。また、今年のル・マン24時間レースではプライベートチームとしては最高位となる4位でフィニッシュした。

ポルシェ モービル1 スーパーカップの運営責任者を務めるヨナス・クラウスは、「彼がホッケンハイムで911 GT3カップをドライブするということは、多くのスーパーカップファンにとって特別なことであると同時に、レギュラードライバーにとっても、経験のある優秀なレーシングドライバーと競えるという点でモチベーションをさらに刺激する要因になる」とコメントしている。