新生銀行は、20代から50代の男性サラリーマン1000人を対象に「2012年サラリーマンお小遣い調査」を実施し、その結果を発表した。
この調査によると、サラリーマンの1カ月のお小遣いの平均額は、前年と比べて3100円増加し、3万9600円となった。2007年から4年連続で下落が続いており、前年はバブル崩壊後最低額を記録したが、5年ぶりに回復した。
年代別では、20代が4万1100円、30代が3万9400円、40代が3万5500円、50代が4万2300円という結果となった。増減を見ると、30代から50代まで前年からの金額が上がっているが、20代は横ばいとなっている。
地域別では、最高額が首都圏の4万5400円、最低額が北海道の2万5900円で、その差は1万9500円だった。
また、理想のお小遣い額について聞いたところ、理想のお小遣いの平均額は6万7200円と前年より5900円増加した。実際のお小遣いの増加額は3100円であることから、理想額と現実額の差は27600円と前年よりさらに開く結果となった。
年代別では、20代が7万100円、30代が6万8000円、40代が6万6600円、50代が6万4000円だった。理想額の増加が最も大きかったのは40代で、前年と比較して1万3900円増加した。一方、20代だけは前回より理想額が減少しており、前年から2200円減となっている。
地域別では、実際のお小遣いと同様に、最高額が首都圏の7万6500円、最低額が北海道の4万8500円となった。