高校生の4割弱がスマホを所有、前年の2倍以上に増加


高校生のスマートフォンの所有率が昨年の24.3%から39.2%に急増したことが、リクルートの「高校生価値意識調査」で分かった。

高校生のデジタル機器の所有率は、ノート型パソコンが75.4%、携帯電話が72.2%、デスクトップ型パソコンが61.7%、スマートフォンが39.2%、タブレット型パソコンが10.9%だった。

携帯電話・スマートフォンの利用目的は、「メール」「電話・チャット」「写真撮影」「情報収集」「コミュニティサイトへの参加」が上位を占めた。特に増加が目立ったのは「コミュニティサイトへの参加」で、29.9%から43.1%へ増加した。

また、コミュニティサイトの利用状況について尋ねたところ、77.0%の高校生が「利用している」と回答した。男女別に見ると、コミュニティサイトを利用している男子は70.9%、女子は81.4%となり、女子の利用率が高かった。

利用しているコミュニティサイトは、Twitterが50.2%で最も多く、mixiが37.9%、アメブロが29.8%と続いた。前年比で増加率が高かったのはTwitterの16.2%増で、次いでmixiが14.5%増、Facebookが9.9%増だった。