男性の半数以上が「プライベート」を優先、仕事優先派はわずか17.5%


明治安田生活福祉研究所が実施した男性の幸せに関する調査によると、20歳〜64歳の男性の52.7%が仕事よりプライベートを優先したいと考えていることが分かった。

仕事を優先したいか自分の生活を優先したいかを聞いたところ、プライベート優先派が52.7%で、仕事優先派の17.5%を大きく上回った。年代別では、若い世代ほどプライベート優先派の割合が高く、20代では61.5%にのぼった。

また、仕事について収入重視かやりがい重視かを尋ねたところ、収入重視派は43.0%で、やりがい重視派の25.2%を約18ポイント上回った。中でも、既婚者は収入を重視したい人が多く、特に平均給与が低い20代でその傾向が強く見られた。

2011年に同社が実施した女性調査と比較すると、女性はプライベート優先派が57.0%、仕事優先派が12.2%で、プライベートより仕事を優先する割合は男性のほうがやや高かった。「仕事は収入重視かやりがい重視か」という質問では収入重視と答えた割合は36.1%で、収入を重視する割合は男性が女性を上回った。

調査は、2012年3月に全国の20〜64歳の男性3093人を対象に実施した。