「VOGUE」編集長フランカ・ソッツァーニがデザインした世界に1台のMINI特別仕様車を発表



イタリア版「VOGUE」編集長フランカ・ソッツァーニがデザインを手がけたMINIの特別仕様車「Life Ball MINI 2012」が、ウィーンで開催されたエイズ撲滅のためのチャリティーイベント「ライフ・ボール」で発表された。


ソッツァーニの特別仕様車は、「MINI ロードスター」をベースに、ルーフにスタイリッシュかつ繊細な花模様を施し、最新の「ディーペスト・パープル」マットペイント仕上げとゴールドのおなじみのMINIラリー・ストライ プを採用した。インテリアは、インストゥルメントパネルにふんだんにプリントを施したレザーを用い、円形デザインのエレメントに真鍮色をあしらうアクセントが印象的だ。

ソッツァーニは発想の原点について「コンセプトは、頭にスカーフを巻き、コンバーチブルを走らせる美しく優雅な女性をイメージした」と語っている。


この特別仕様車は、エイズ撲滅チャリティ・パーティー「AIDS Solidarity Gala」でオークションにかけられ、収益金5万4000ユーロがHIV関連事業へ寄付されることとなった。

MINIは2001年の発売開始以来、ライフ・ボールを支援しており、これまでもデザイナーのディースクエアードやファッション写真家のマリオ・テスティノ、デザイナーのアンジェラ・ミッソーニなど、多くの著名人による特別仕様車を発表してきた。

ライフ・ボールの創設者で主催者のゲリー・ケスツゥラーは、「フランカ・ソッツァーニ氏のデザインによる本年のMINI特別仕様車も、ライフスタイルとデザインの面からエイズ撲滅という大義を象徴するものとなりました」と喜びを語った。