トヨタ、テスラと共同開発の「RAV4 EV」をEVS26で初公開 価格は4万9800ドル



トヨタ自動車の米国における販売会社である米国トヨタ自動車販売(TMS)は7日(現地時間)、ロサンゼルスで開催中の第26回国際電気自動車シンポジウム(EVS26)で、テスラモーターズと共同開発した電気自動車「RAV4 EV」を発表した。

「RAV4 EV」は、ユーティリティー性の高いRAV4のボディをベースに、テスラのEVシステムを搭載し、実走行環境で約160kmの走行可能距離を達成。価格は4万9800ドルの予定。今年夏以降にカリフォルニア州で発売し、3年間で約2600台を販売する計画だ。

トヨタとテスラは2010年5月に電気自動車とその部品の開発、生産システム、及び生産技術に関する業務提携を行うことで基本合意した。提携発表から2年で、共同開発の車両を市販することになる。車両は、カナダのオンタリオ州ウッドストックのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダ(TMMC)で生産する。