トヨタ、エスティマをマイナーチェンジ



トヨタ自動車は、「エスティマ」と「エスティマハイブリッド」をマイナーチェンジし、5月8日より発売を開始した。

今回のマイナーチェンジでは、スポーティグレード「アエラス」を中心に、内外装の意匠変更を実施し、一段と高級感とスポーティ感を高めている。また、エスティマハイブリッドに「アエラス」を新たに設定し、ラインアップを充実させた。

「アエラス」は、フロントグリル・バンパーの意匠変更に加え、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプの色変更、専用18インチアルミホイールの採用により、スポーティかつワイド感を高め、一段と個性を強調している。

また、「G」「X」のアルミホイールを新意匠としたほか、エスティマハイブリッド全車にハイブリッド専用リヤエンブレムを採用した。

ボディカラーには、新色のグレイッシュブルーマイカメタリック、アイスチタニウムマイカメタリックを含む全6色を設定した。

内装では、内装・シート色にスポーティな印象のブラックと上品な新色シェルの2色を採用したほか、インストルメントパネルやフロントのドアアームレストにサテン調シルバー加飾モールを追加。センタークラスターやステアリングなどのパネル色をブラックメタリックとするとともに、「G」「アエラス“レザーパッケージ”」に深みのある木目調加飾を採用するなど、室内の質感を向上させた。

装備は、「G」および「アエラス“レザーパッケージ”」、ハイブリッド全車に、ナノイーとスーパーUVカットガラス(フロントガラス)を採用し、快適性を向上。「アエラス」にデュアルパワースライドドアとロングスライドコンソールボックスを、「G」にパワーバックドアを追加設定し、使用性・利便性を高めている。

安全面では、3.5L車にS-VSCを標準装備したほか、ハイブリッド車には車両接近通報装置を装備した。サイドリフトアップシート装着車の車外にスライドダウンするセカンドシート(左席)をチャイルドシート対応としたほか、シートスライド量を増加し、利便性を向上させている。

ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施すとともに、ガソリン車には「フレンドマチック取付用専用車[ウェルライド]」を新設定。さらに、エスティマハイブリッド「サイドリフトアップシート車(脱着タイプ)」のベースグレードに「アエラス」を追加設定し、バリエーションの充実を図っている。

また、「サイドリフトアップシート車(脱着タイプ)」には、脱着シートにフットレスト上下機構を採用し、車外での使用性を向上させている。

価格は、エスティマが275万円から、エスティマハイブリッドが379万円から。