Androidユーザー、有料アプリ未経験が50%以上 iPhoneと大きく異なる利用実態


エルネットが実施したスマートフォンに関するアンケートの結果によると、無料アプリと有料アプリのダウンロード数は、どちらもiPhoneユーザーがAndroidユーザーを上回っていることが明らかになった。

有料アプリを「ダウンロードしたことがない」と回答したのは、Androidでは51.5%であるのに対し、iPhoneは24.4%にとどまり、大きな違いが見られた。一方、無料アプリを「ダウンロードしたことがない」と回答したのは、Androidで6.0%、iPhoneで2.7%と両者とも非常に少ないことから、特にAndroidユーザーは有料アプリを購入することに抵抗感があると考えられる。

また、有料アプリの購入時に参考にする情報を尋ねたところ、「参考になるし、参考にする頻度も多い」と回答した割合が最も多かったのは、「無料版アプリの使い勝手」で50.1%だった。次に、「アプリマーケットの情報」が40.5%、「アプリ紹介記事」が36.8%と続いた。

この調査は、2012年3月28日〜4月4日の間、オンラインストレージサービス「宅ファイル便」のユーザーを対象に行ったもの。サンプル数は4921人(うちスマートフォン利用者は2048人)。