ホンダ、「スーパーカブ50」をフルモデルチェンジして発売



ホンダは、「スーパーカブ50」をフルモデルチェンジし、5月25日に発売する。

今回のスーパーカブ50は、「ニューベーシックカブ」を開発コンセプトに、装備を充実させながら、使い勝手を高めるとともに、手頃な価格を目指したモデル。価格は18万7950円で、従来モデルのカスタムタイプに比べ4万8300円安く設定した。

エンジンは、低フリクション技術を多岐にわたって採用した高効率の空冷・4ストローク・単気筒50ccを搭載。低・中回転域を重視したトルク特性によって、荷物積載時などで力強い走りを実現した。

また、発進と変速でそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた2段クラッチシステムをスーパーカブ50に初採用したことで、変速時のショックを軽減している。

車体は、剛性に優れたバックボーンタイプのパイプフレームを新たに採用。従来モデルのカスタムタイプに比べホイールベースを35mm延長したことなどにより、荷物積載時により安定して走行できるようになった。

デザインは、今年3月に発売した「スーパーカブ110」と同様に、伝統的でオリジナリティーのあるスタイリングをベースに、シンプル、フレンドリー、質実を表現した「丸みのある四角」をテーマとしている。