2013年卒学生、半数が「内定を取る自信がある」


マイナビは10日、「2013年卒学生就職モニター調査 3月の活動状況」の結果を発表した。

これによると、内定を取る自信が「大いにある」「少しある」と回答した割合は、前年同月比5.3ポイント増の49.4%となり、約半数の学生が内定を取る自信を持っていることが明らかになった。理由としては、「既に内定を持っているから」「面接が順調に進んでいる」などが挙げられた。一方、自信が「まったくない」と回答した学生のほとんどが、「エントリーシートや筆記試験、面接等に通らない」「面接で落ちまくり、自信喪失」など不安や焦りを感じている。



先輩と比較して自分達の就職活動はどうなるか尋ねると、「変わらない」が前月比2.9ポイント増の60.8%に、「多少厳しくなる」「かなり厳しくなる」は前月比5.7ポイント減の28.3%となった。同社によると、企業の雇用回復の兆しがみられることや、震災の影響が前年に比べ少ないことなどが要因となっているという。



また、採用手法、入社制度について聞いたところ、 最もイメージが良かったのが「文系でも職種別に応募できる採用手法」で、89.7%の学生が支持している。「会社の現場で実務経験を行い選考される制度」も83.1%が良い印象を持っており、全体の7割が「実際に受験したいと思う」と回答した。

この調査は、2012年3月29日〜2012年4月1日の間、2013年卒業予定の全国の大学3年生および大学院1年生を対象に実施した。有効回答数は1134名。