トヨタ、次世代スモールHVコンセプト「FT-Bh」をジュネーブモーターショーに出展



トヨタ自動車は、6日から開幕したジュネーブモーターショーに、軽量・低燃費の次世代スモールハイブリッドコンセプト「FT-Bh」を出展した。

「FT-Bh」は、高い環境性能に加え、優れたレスポンスと軽快な操作性によりドライビングの楽しさをも提供すべく企画された、Bセグメントのスモールハイブリッド コンセプトカー。ハイブリッドカーがさらに普及すると考えられる2010年代後半を想定し、「ECOMOTION (Eco+Emotion)」 をテーマとしている。

 軽量化、パワートレーンの効率向上、走行抵抗の低減などを徹底的に追求したことで、欧州の新燃費測定方法(NEDC)で2.1L/100km、CO2排出量は現在のBセグメントカー平均の半分以下である49g/kmを達成。小型燃料タンクとハイブリッド用リチウムイオン電池をリヤシート下に配置することで低重心を実現し、車の本質的な魅力である走行性能を高めている。また、ハイブリッド仕様の他に、天然ガス(CNG)仕様とPHV仕様も想定しており、CO2排出量は各々38g/km、19g/kmとなっている。