BMW、X3のエントリーモデル「xDrive20i」を発売



BMWは、昨年3月に第二世代へとフルモデルチェンジした「BMW X3」に、エントリーモデルとなる「BMW X3 xDrive20i」を追加し、21日に発売した。価格は541万円。

BMW X3 xDrive20iは、新開発の2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。高圧の燃料を燃焼室内に直接噴射する高精度ダイレクト・インジェクション・システム、インテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニック、吸気と排気のバルブ・タイミングを最適に調整するダブルVANOS(バリアブル・カムシャフト・コントロール)、排出ガスを効率よくエネルギーに変換するツインスクロール・ターボチャージャーを組み合わせたBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用し、最高出力135kW(184ps)/5,000rpm、最大トルク270Nm/1,250-4,500rpmを発生する。

無駄な燃料消費をカットするエンジン・オート・スタート/ストップ機能、8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせることで、燃料消費量の低減を実現している。

また、あらゆる路面状況に応じて瞬時に前後のトルク配分を可変制御するBMW特有のインテリジェント4輪駆動システムxDriveを採用、約50:50の前後重量配分を達成したシャシーに5リンク式リヤ・サスペンションを装備することで、乗り心地を向上させた。

10-15モード燃料消費率は14.0km/Lで、「平成22年度燃費基準+25%」と「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。自動車取得税および重量税が75%減税されるエコカー減税対象モデルであり、かつ、エコカー補助金対象モデルとなっている。