スマホアプリ開発、3割が「マネタイズができている」と回答


MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)とWECSy Marketingは共同で、「スマートフォンのアプリビジネスに関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。

今年はどのOSを中心にスマートフォンアプリビジネスを考えているか尋ねたところ、「iOS・Android両方」と回答した運営者が67.6%と最も多い結果となった。

現在リリースしているスマートフォンアプリのマネタイズ方法について調査したところ、「無料アプリ+広告」と回答した運営者が39.4%と最も多く、次いで「有料アプリ」と回答した運営者が31.0%、「無料アプリ+アプリ内課金」と回答した運営者が29.6%だった。

また、現在リリースしているスマートフォンアプリのマネタイズは計画通りにできているか尋ねたところ、「十分にできている」と回答した運営者がわずか4.2%、「まぁまぁできている」と回答した運営者が29.6%と、合わせて33.8%の運営者が「マネタイズができている」と回答していることが明らかになった。

今後流行ると思うアプリのジャンルについて調査したところ、「ゲーム」と回答した運営者が47.9%と最も多く、次いで「クラウド系」と回答した運営者が36.6%、同率で「チャットアプリ」がランクインする結果となった。

この調査は、2012年2月23日〜3月3日の10日間に、企画・開発を含むスマートフォンアプリ運営者を対象にインターネットでのオンライン調査を行ったもの。有効回答数は260名。