PCユーザーのスマホ所有率は27%、タブレット所有率は6.8%



インターネット利用状況を調査するビデオリサーチインタラクティブは、3月22日にリリースするスマートフォンコンテンツの利用状況をまとめた調査レポート「SmartPhone Contents Report (vol.02)」の提供を開始するにあたり、スマートフォンユーザーを抽出するための予備調査の結果を発表した。

同調査によると、15~69歳のPCインターネットユーザーのスマートフォンの個人所有率は27.0%で、前回調査(2011年8月)に比べ8.2ポイント増加した。男女とも所有率は伸びており、男性は32.0%、女性は21.8%。男女とも20代が最も高く、男性20代は48.3%、女性20代は42.5%だった。

一方、携帯電話とPHS(フィーチャーフォン)の個人所有率は68.4%となり、前回調査時点から5.3ポイント減少した。特に男女20代での減少幅が相対的に大きく、フィーチャーフォンからスマートフォンへの乗り換えの進行度合いの早さが明らかになった。
 
スマートフォンとフィーチャーフォンの2台持ち率は7.2%。スマートフォン所有率の高い男性20代で14.0%と、各層中最も高くなっている。

「iPad2」などのタブレット端末の所有率は6.8%で、前回調査より2.3ポイント増加した。男性20~40代の所有率が特に高く、男性20代が10.6%、30代が10.0%、40代が10.1%だった。また、スマートフォン所有者のタブレット端末所有率は15.4%だった。