スマホ買い替えで写真投稿が増加 投稿先はツイッターが最多に


IMJモバイルは2日、「スマートフォンユーザーの写真投稿に関する調査」を発表した。

調査結果によると、スマートフォンへの買い替えに伴い、携帯電話を利用していた頃に比べ写真撮影、Webサービスへのアップロード頻度が高くなったユーザーが半数にのぼることが分かった。特に、女性20代はアップロード頻度が「増えた」「やや増えた」との回答が83%と非常に高かった。



Webサービスへの写真アップロード頻度が週 1 回以上のスマートフォンユーザーをヘビーユーザー、週 1 回未満のスマートフォンユーザーをライトユーザーとし、写真撮影やアップロードについての意識を分析したところ、ヘビーユーザーは38%、ライトユーザーは63%となった。ヘビーユーザーの性年代別の割合は、女性30代が27%で最も多く、次いで女性20代が26%と、女性20代、30代が全体の半数を占める結果となった。



スマートフォンで撮影した写真をアップロードしたことのあるソーシャルメディアを尋ねたところ、「Twitter」が47%で最も多く、次いで「mixi」が42%、「Facebook」が37%となり、SNSへのアップロードが高い結果となった。

また、PCをメインデバイスとして発展した写真共有サービスの「Picasa」が8%、「Flickr」が4%であるのに対し、スマートフォンに特化した「instagram」などの「カメラアプリ」は13%と上回りスマートフォンユーザーに多く使われていることが分かった。



スマートフォンでの写真アップロード経験者に、色調変更やテキスト追加といった写真加工の経験があるか尋ねたところ、全体では 6 割以上が写真を加工した経験があることが分かった。また、ヘビーユーザーの75%以上が写真加工の経験があり、アップロードする際に加工するという回答が5割を超えた。
 


さらに、キャンペーンや Web サービスへの顔写真の投稿について尋ねてみたところ、「抵抗が無い」「条件によっては投稿してもよい」との回答は64%にのぼり、ヘビーユーザーの方が顔写真の投稿に抵抗が少ない結果となった。顔写真の投稿への抵抗を下げる条件としては、「信頼できる企業のサービス」が67%、「公開範囲が選択できる」が55%、「会員限定のサイトで公開される」が38%と高く、IMJモバイルは「運営会社の信頼感と公開範囲の限定ができることを重視している」と分析している。



この調査は、2011年12月9日〜12月10日に、全国の20~49歳のiPhone、AndroidOSのスマートフォンを保有する男女を対象にインターネットリサーチを行ったもの。有効回答数は618名。