ソニーの格付けを「BBB+」に引き下げ - S&P


スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、ソニー(6758)の長期格付けを「BBB+」に1段階引き下げ、クレジット・ウォッチを解除したと発表した。アウトルックは「ネガティブ」。

S&Pは、「製品価格の大幅下落や長引く円高を背景に主力事業の業績低迷が続いており、収益力の本格回復が遠のいた」と説明している。

今後6〜12カ月の間に収益改善の兆しが明らかにならない場合、さらに格下げとなる可能性があるとみていることから、アウトルックは「ネガティブ」としている。