ベンツ、新型Rクラスを発売 10%燃費を改善



 メルセデス・ベンツ日本は30日、クロスオーバーモデル「メルセデス・ベンツ Rクラス」に、新世代3.5リッターV型6気筒直噴エンジンを搭載した「R 350 4MATIC BlueEFFICIENCY」を発売した。価格は796万円。

新世代3.5リッターV6直噴エンジンは、最先端の直噴技術「BlueDIRECTテクノロジー」を駆使し、成層燃焼(リーンバーン)と理論空燃比による均質燃焼、成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを切り替え、すぐれた燃焼効率と出力・トルクの向上を実現するもの。

これにより、従来モデルと比較して、出力が25kW(34PS)増、最大トルクが20Nm増となり、最高出力225kW(306PS)/6,500rpm、最大トルク370Nm/3,500~5,250rpmとなった。燃費も約10%向上した。

また、最新の高効率7速AT「7G-TRONIC PLUS」を採用。新設計のトルクコンバーターと油圧回路、粘度の低いトランスミッションオイルを採用することにより伝達ロスを低減し、ダイナミックなレスポンスと低ノイズ・低振動のスムーズな変速を実現した。

シート素材はこれまでのレザーツイン(ファブリックと人工皮革のコンビネーション)から人工皮革へアップグレードし、インテリアの質感を大幅に高めた。

【関連記事】
ホンダ、「ライフ」の特別仕様車「コンフォートスペシャル」を発売
ホンダ、ハイブリッドカー「CR-Z」の特別仕様車「α・Dressed label」を期間限定発売