マツダ、クリーンディーゼルエンジン搭載「CX-5」の生産を開始



マツダは26日、新世代スーパークリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載した「CX-5」(海外仕様車)の生産を同社宇品工場で開始したと発表した。

「CX-5」は、新デザインテーマ「魂動」を反映した新世代商品群の第1弾で、今春より日本や欧州などで同車種を発売する予定。

 「SKYACTIV-D 2.2」は、世界で初めて尿素SCRやリーンNOxトラップ触媒などの高価なNOx後処理装置を使用せずに、日本のポスト新長期規制や欧州のEuro6などの排出ガス規制に適合できるスーパークリーンディーゼルエンジン。同エンジンは、燃料噴射や排気バルブの開閉方法の工夫などにより、冷間時に始動性や燃焼安定性が低下するという低圧縮比型エンジンの問題点を解決し、自動車用量産ディーゼルエンジンとして世界一低い圧縮比を実現した。

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